|
高圧力のポンプ装置を使用し、長さ30mを超す長大なブームを操作したり、数百mにもおよぶパイプライン(コンクリート輸送管)を扱うこともあるコンクリート圧送工は、万一災害事故が発生すれば、重大な惨事を引き起こすリスクも含んでいます。
近年では建設市場の縮小傾向もあり、工事期間の短縮・人工の削減等、より低コストを追求する現場の作業環境の変化、コスト競争による設備更新の遅れに起因する老朽化したコンクリートポンプ車の増加、また阪神・淡路大震災以降、より耐震性・耐久性を追求した高強度・高流動コンクリート等、
新しいコンクリートの急速な普及など、様々な複合的要因から、残念なことにコンクリートポンプ車のブーム折損・倒壊などの重大な労働災害が増加しています。
コンクリートポンプ車は、数ある建設機械の中でも最もオペレーション(操作)の難しい機械の一つといっても過言ではありません。
そのため、徹底した安全施工と、良質なコンクリート構造物を提供するために、コンクリート圧送業務に従事する者には、発注者・エンドユーザーからさまざまな資格の取得が要求されています。
|